VSCode Extension Guide
PlaceFlow VSCode拡張機能の使い方ガイドです。インストールから実際の使用方法、便利な機能まで詳しく説明します。VSCodeでPlaceFlowファイルの編集とリアルタイムプレビューを体験しましょう。
インストール
Visual Studio Code Marketplaceからインストール
1
VSCodeを起動
Visual Studio Codeを起動します。
2
拡張機能タブを開く
左側のサイドバーから拡張機能アイコンをクリック、または
Ctrl+Shift+X (macOS: Cmd+Shift+X)
Ctrl+Shift+X (macOS: Cmd+Shift+X)
3
PlaceFlowを検索
検索ボックスに「PlaceFlow」と入力
主な機能
シンタックスハイライト
PlaceFlow DSL(.pf、.placeflow ファイル)の構文を美しく色分け表示。キーワード、文字列、コメントを見やすくハイライトします。
リアルタイムプレビュー
エディタでコードを編集すると、リアルタイムでSVGプレビューを表示。デバウンス機能で快適な編集体験を提供します。
SVGコピー機能
生成されたSVGコードをワンクリックでクリップボードにコピー。他のアプリケーションですぐに使用できます。
SVGエクスポート
SVGファイルとして保存。プレゼンテーション資料や技術文書に直接使用できる形式で出力します。
コマンドパレット統合
VSCodeのコマンドパレットから各機能にアクセス。キーボードショートカットでスムーズな操作が可能です。
エラーハンドリング
DSL構文エラーを分かりやすく表示。問題のある箇所を特定しやすく、デバッグをサポートします。
基本的な使い方
新しいPlaceFlowファイルの作成
1
新しいファイルを作成
Ctrl+N (macOS: Cmd+N) で新しいファイルを作成
2
ファイルを保存
Ctrl+S (macOS: Cmd+S) で保存時に
ファイル名を
example.pf
または example.placeflow
として保存
3
DSLコードを記述
PlaceFlow DSLを記述すると自動的にシンタックスハイライトが適用されます
screen "My First Layout" size(400, 300) { box "Welcome" at(50, 50) size(300, 200) { text "Hello, PlaceFlow!" at(150, 100) style(textAlign: "center") button "Get Started" at(125, 150) size(150, 40) } }
プレビュー機能の使用
1
プレビューを開く
以下のいずれかの方法でプレビューを表示:
- エディタ右上の「Open Preview」アイコンをクリック
- コマンドパレット(Ctrl+Shift+P)で「PlaceFlow: Open Preview」を実行
- 右クリックメニューから「PlaceFlow: Open Preview」を選択
2
リアルタイム編集
エディタでコードを変更すると、プレビューが自動的に更新されます(300msのデバウンス付き)
プレビューウィンドウはエディタと並べて表示できます。VSCodeの分割機能を使って効率的に作業しましょう。
SVGの活用
1
SVGコードをコピー
エディタ右上の「Copy SVG Code」アイコンをクリック、またはコマンドパレットから「PlaceFlow: Copy SVG Code」を実行
2
SVGファイルとして保存
エディタ右上の「Export to SVG」アイコンをクリック、またはコマンドパレットから「PlaceFlow: Export to SVG」を実行。
保存ダイアログで任意の場所にSVGファイルを保存できます。
利用可能なコマンド
PlaceFlowコマンド一覧
PlaceFlow: Open Preview
Ctrl+Shift+P
PlaceFlow: Copy SVG Code
コマンドパレットから
PlaceFlow: Export to SVG
コマンドパレットから
コマンドパレットは Ctrl+Shift+P (macOS: Cmd+Shift+P) で開きます。
トラブルシューティング
よくある問題と解決方法
プレビューが表示されない
- ファイルが
.pf
または.placeflow
拡張子で保存されているか確認 - DSL構文にエラーがないか確認(エラーメッセージが表示されます)
- VSCodeを再起動してみる
シンタックスハイライトが適用されない
- ファイルの拡張子を確認(
.pf
または.placeflow
) - VSCode右下の言語表示が「PlaceFlow」になっているか確認
- 手動で言語を選択する場合:Ctrl+K M で言語選択
拡張機能が動作しない
- 拡張機能が正しくインストールされているか確認
- VSCodeのバージョンが1.74.0以上であることを確認
- 拡張機能を無効化→有効化してみる
問題が解決しない場合は、VSCode開発者コンソール(Ctrl+Shift+I)でエラーメッセージを確認してください。
活用のヒント
効率的な作業方法
- 分割表示: エディタとプレビューを並べて表示(Ctrl+\で分割)
- スニペット活用: よく使うテンプレートをVSCodeスニペットとして登録
- ファイル整理: プロジェクトごとにフォルダを作成して.pfファイルを管理
- バージョン管理: GitでPlaceFlowファイルもバージョン管理
チーム開発での活用
- デザインレビュー: SVG出力をチームで共有してレビュー
- ドキュメント統合: 技術文書にSVG図表を直接埋め込み
- プロトタイピング: アイデアを素早く可視化して議論
- 標準化: チーム内でPlaceFlowテンプレートを共有
PlaceFlowファイルはプレーンテキストなので、差分比較やマージ操作が簡単です。チーム開発に最適です。
次のステップ
VSCode拡張機能の基本的な使い方を習得したら、以下のリソースでさらに学習を深めてください:
- DSL Reference - 全ての構文と要素の詳細
- Examples - 実用的なサンプルとユースケース
- Getting Started - 基本的な使い方の復習